ライフデザイナーだいごの四方山コラム
四方山コラム
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コラム vol.56
吉野家が居酒屋に?吉呑みを試してみました。

吉呑み

 吉野家といえば、日本屈指の牛丼チェーンとして有名ですが、最近「吉呑み」と呼ばれる居酒屋メニューの提供をはじめたという話はご存知でしょうか?なかなか給料の上がらない世のお父さんの強い味方として登場した同サービスを、今回たまたま気が向いたので利用してみることにしました。

『吉呑みへ至る道』

 この吉呑みというサービスは全ての吉野家店舗で実施されている訳ではなく、吉呑みと書かれた赤い提灯が掲げられている店舗でのみ実施されているサービスです。

 暖簾ならぬ、自動ドアをくぐると店内は通常の定食や丼を提供するスペースと、吉呑みを提供するスペースに分けられていました。吉呑みスペースには人の気配が全くなかったので若干気が引けましたが、吉呑みがしたくて仕方がなかったので単身吉呑みスペースへ。

 吉呑み専用のメニューはとても簡素なもので、白黒です。値段をみていくと、安いことは安いけれどそこまで安くもないという絶妙な価格帯です。牛皿やサラダといった通常メニューを流用したもの結構ありましたが、それ以外も吉呑み専用のメニューも用意されていました。

『吉呑み注文1』

吉呑み

 まずはスタートアップに、生中と吉呑みオリジナルメニュー「牛煮込み」と「煮玉子」を注文します。あと、サラダも注文したらこれで900円です。

 生中はちゃんとジョッキにはいってきてしっかり冷えていました。味はなんの変哲もないビールです。そして、しばらくすると牛煮込みがきました。味は牛すじの煮込んだようなもの、つまりは「牛すじ煮込み」です。そして、煮玉子はこれもなんの変哲もない「煮玉子」です。味は全体的に普通です。

「可もなく不可もなく」。つまりは絶妙なバランス。10分もかからず全てを平らげる事ができました。

『吉呑み注文2』

吉呑み

 さあ、吉呑みのメニューを平らげたものの若干物足りなさを感じます。すると、なんと通常のメニューも吉呑みスペースで注文できるというではないですか。

 そして、最後のシメは牛丼の並盛りを頼み終了です。結果、お会計は1,280円。さて、これが高いのか安いのか。このなんともいえないモヤモヤ感を味わいたい方は是非一度吉呑みをお試しされてはいかがでしょうか?