犬と人の暮らしにおすすめ!ローソファの選び方・完全版

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人にとってはちょうどいい高さのソファも、犬にとっては巨大なアスレチック。犬がソファからのジャンプを繰り返すと、骨折、パテラ(脱臼)、ヘルニア等、足腰のケガのリスクが高くなります。

とはいえ、わんことソファの上で一緒にくつろぎたい!
もしくは、ダメと言っても飛び乗っちゃうし、飛び降りちゃう。毎度叱るのも止めるのも面倒だし心苦しい。

「じゃあ、座面が低いローソファにすればいいじゃない」
とマリーアントワネットは言いませんでしたが、私たちローソファ専門店HAREMが言いたいのはそういうこと!

ローソファが犬との暮らしに向いている理由、どんなローソファがあるのか、このコラムでしっかりと解説します。読み終える頃には犬のためのソファ選びの最適解が見えているはず!

ローソファが犬と人に嬉しい3つの理由。

1. 犬の骨折・脱臼のリスクを減らせる。

ローソファが犬との暮らしにおすすめな理由の代表格!この1つだけでも覚えて帰ってください。

犬にとって「普通の高さのソファ」と「ローソファ」がどう見えているかを図にしました。こんな感じ↓

犬が人間ぐらい大きくてもかわいいことが分かりますね。
じゃなくて、人が普通に感じている高さのソファが、犬にとってどれぐらい危険かが伝わるはずです。

ピカソソファとポメラニアン(にしては大きめ)

座面高12cm以下のソファなら小型犬でも歩く延長で上り下りできて、勝手気ままにソファでくつろげるように。
「ソファの真ん中を陣取られて人間は端に座っている」「気持ちよさそうに寝てて動かせない」など、犬にソファを占拠された話もよく聞きます。犬と人が幸せならそれでいいのよ…。

2. 犬との目線が近くなって、もっと仲良くなる。

「愛犬とは目で会話できる」と、彼は嬉しそうに言いました。私の親父…。

実際、言葉を交わせない犬にとってアイコンタクトは飼い主とコミュニケーションをとるための重要なアクション。目や表情で愛情や気持ちを伝え、受け取ります。

つみきソファ

その点でも、座った時に目線が低くなるローソファは愛犬との暮らしにぴったり!
犬と人の目が自然に合いやすくなり、自ずとコミュニケーションの数が増え、今よりもっと仲良くなれるはず。

3. 犬だけじゃない!ローソファは人のリラックスにもぴったり。

犬、犬、言うてますが、ソファの本来のお仕事は「人をリラックスさせる」こと。

ローソファは座った時に目線が低くなり、天井を高く感じます。また、背が低い分壁の余白も広く、置くことで部屋を広く感じられる効果があります。

カーヤソファ

さらに、ローソファに座るとだらっとした姿勢になりやすく、日々の緊張感から遠のきます。

こんな風にローソファには人をリラックスさせる効果があって、犬にとってはソファの行き来がしやすくなる。
これが “犬と人が一緒に” ゴロゴロするのにローソファをおすすめしたい理由です。

ローソファの人と犬に良いところ、全部語ると長くなるのでここでは3つに絞って紹介しました。もっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをどうぞ ↓

もっと詳しく!コラム「HAREMのローソファが愛犬におすすめな5つの理由」

当コラムと内容が若干被ってますが…HAREMってブレないね!ということでご容赦を。

犬と暮らすのに向いているローソファ、どんなのがある?

「ローソファ、いいじゃない!」と思った矢先にぶつかる疑問。
「え、ローソファにも色々種類があるんだが…?」
そう、色々あるんです。困ったもんです。えっ?困らないよ!様々なニーズに応えられることはいいことだよ!

高さも形も色々ある

ソファの種類を一つずつ説明するとこれまた話が長くなるので、詳しく知りたい方はこちらのコラムへ… ↓

ソファの種類について詳しく!コラム「ローソファにだって色々ある(種類が)」

このコラムでは “犬と人の暮らし” に焦点を当てて、ローソファの座面の低さ ⇄ 高さ視点で「こういう家庭にはこのソファ!」をご紹介します。

犬の足腰にやさしい “超低め” のローソファ。

超小型犬~小型犬、シニア犬、骨折やヘルニアなどの癖が付いてしまったわんこには、座面高15cm以下の “超低め” のローソファがおすすめです。

たとえば、HAREMにはこんなソファがあります。

スキップ1ミニソファ
座面の高さ:4cm
HAREMで(いや世界で?)最も座面が低いフロアソファ。1人掛けサイズを組み合わせて、サイズやレイアウトの自由度が高いソファです。

スキップ1ミニソファ 商品詳細

ピカソソファ
座面の高さ:12cm
スキップ1ミニソファに似てるけど(同シリーズの弟)、スキップより見た目も座り心地も「ソファらしさ」があってピカソの方が人気だったりする。

ピカソソファ 商品詳細

キャリーソファ
座面の高さ:15cm
“フレキシブル” をコンセプトに生まれたソファ。並べたり重ねたりできる座面+動かせる背もたれが最大の特長!背もたれはラグやカーペットの上でもぴたっと固定します。

キャリーソファ 商品詳細

犬にも人にもちょうどいい “ちょい高め” のローソファ。

座面高15cm以下は低すぎるな~立ち上がりにくそうだな〜という方には、座面高20cm以上の “ちょっと高めの” ローソファがおすすめです。

高めといっても、ローソファだから普通のソファに比べたら全然低い!
愛犬の上り下りが心配な場合は、「スロープクッション」やステップなどの併用で解決できます。

つみきソファ+スロープクッション

つみきソファ
座面の高さ:20cm
HAREM不動の人気No.1!多彩なオプションアイテムでカスタマイズできるローソファ。犬の上り下りをサポートするために生まれた「スロープクッション」の併用もおすすめ。

つみきソファ 商品詳細

アルバソファ
座面の高さ:24cm
「座面、もうちょっと高い方がいいな~」という方がよく行き着くソファ。ウォールナットのウッドフレームで高級感があり、見た目がソファ然としているのも人気の理由です。

アルバソファ 商品詳細

かこみソファ
座面の高さ:27cm
じんわり包み込まれる座り心地の、当店きっての癒し系ローソファ。座面がちょっと高いので、小型犬やシニア犬には前にステップや「スロープクッション」を置くと安心。

かこみソファ 商品詳細

それぞれの特等席! “部分的に高くできる” ローソファ。

犬には低い方がいいけど、人には高さが欲しい!という方や、ご家族内で理想の高さの意見が割れた時、すかさずおすすめしたいのが “段差をつくれる” ローソファです。

パルフィソファ
座面の高さ:34cm / 16cm
座面の組み替えで気軽に高さが変えられるソファ。犬は座面1段で低め、人は座面2段で高めにすれば双方幸せ!但し、写真のようにわんこが高い方を気にいる場合も。

パルフィソファ 商品詳細

スキップ1ミニソファ+ベースマット
座面の高さ:24cm / 4cm
“超低め” ローソファで紹介した「スキップ1ミニソファも、オプションアイテムの「ベースマット」を足せば座面高24cmでちょっと高めに。

スキップ1ミニソファ 商品詳細

ピカソソファ+ウッドベース
座面の高さ:30cm / 12cm
スキップソファの弟分「ピカソソファ」にも高さを変えれるオプションアイテムあり!写真の「ウッドベース」を足せば座面高30cmでローソファの中では結構座面高め。

ピカソソファ 商品詳細

今回紹介したソファのほか、当店「ローソファ専門店HAREM」では様々なデザイン・高さ・特徴のローソファを取り扱っています。

他のソファも見てみたい方は、こちらのローソファ一覧ページをどうぞ!↓

ローソファ 一覧

犬と暮らすローソファ選び、ソファカバーも超大事!

わんこのホリホリでソファが一瞬で滅されたり、粗相やよだれでソファの布地に汚れや匂いが染み付いたり、犬と暮らすとソファは切ない姿になりがちです。

そんな姿のソファを見る度に、持ち主も切なくなる。そうならないためのカバー選びについてお話しします。

カバーが取り外せる「カバーリングタイプ」のソファにしよう。

ソファにはカバーが取り外せない「張り込みタイプ」、取り外せる「カバーリングタイプ」があります。

「カバーリングタイプ」なら、ソファから取り外してカバーをメンテナンスできたり、クリーニングに出せたり、買い替えることもできます。汚れるリスクの高い犬との暮らしには、「カバーリングタイプ」のソファがおすすめ!

ちなみにHAREMのソファはほとんどが「カバーリングタイプ」です。いいね!
※マルーンソファ、本革で製作したソファは「張り込みタイプのためカバーを取り外せません。

ペット対応生地「ラムース」がおすすめ!

HAREMのローソファはすべて、ご注文を受けてから製作する「受注生産」です。これの何がいいって、「ソファの生地を自由に選べる」ってこと!

HAREMでは8種類、52カラーの生地を取り扱っていますが、愛犬と暮らす方にまずおすすめしているのはペット対応生地の「ラムース」。

ラムースの表面

超極細繊維が三次元に絡まって出来ているので、ペットの鋭い爪が入り込むことも、抜け毛が刺さることもない。また、液体汚れも生地の中に浸透しにくく、すぐに乾いた布で吸い取れば簡単に除去できます。

カラー展開も豊富

HAREMのソファはすべて対応しているので、愛犬のホリホリ、粗相、よだれなどにお困りの方はぜひご検討ください。

もっと詳しく!コラム「犬、猫、子供との暮らしに!ソファの張り地「ラムース」のこと。」

もういっそ、オーバーカバーかけちゃおう。

こだわって選んだソファの生地が見えなくなってしまう…けど、汚れる心配とストレスから解放されるなら!ソファの上からオーバーカバーをかけちゃうのも一つの手です。
水洗いできる生地なら汚れたら洗濯機でゴインゴイン回せるし、模様替えもしやすい。何より多少の汚れに焦らなくて良くなります。

そんなメリットから、小さなお子様やペットと暮らすご家庭では、HAREMのソファと市販のマルチカバーやブランケットを併用されている方もしばしば。

ただ、わんこがちょっとホリホリしたらオーバーカバーが一瞬ではだけて、ソファを直接ホリホリできるぜ!ホリホリイエーイ!となるのが目に浮かびます。
そういう元気犬のいる家庭には、ソファにピシッと固定できる専用のオーバーカバーがおすすめです。

「つみきソファ」と「スキップ1ミニソファ」には、先述の屈強な生地・ラムース製の専用オーバーカバー「エプロンカバー」という商品がございます。

つみきソファにエプロンカバーを巻いた状態。
ソファの幅よりワンサイズ小さくして、バイカラーにするのも人気。

ラムースの生地をソファにピシッと張れるので、ちょっとやそっとのホリホリには動じません。引っかきと汚れからソファをしっかり守ってくれます。

エプロンカバー 商品詳細

実際はどんな感じ?ローソファのある暮らし レビュー

ローソファをご愛用中の方にインタビュー!

愛犬とHAREMのローソファを愛用中のご家庭に、ローソファ探しのこと、ローソファを使い始めてからの変化、メンテナンスのこと、じっくりとお話を伺いました。
実際に使っている方のお話なので、一番参考になるはず!

わんこ:ノエさん(コーギー)、モナちゃん(コーギー)
ソファ:つみきソファ
インタビュー「コーギーたちと安心して暮らすフロアライフ。」

わんこ:梅吉くん(トイプードル)
ソファ:ピカソソファ
インタビュー「愛犬と子供とソファの上で、やさしくたのしい日々。」

わんこ:ノアくん(ビションフリーゼ)、ムースくん(トイプードル)、モコちゃん(トイプードル)
ソファ:つみきソファ
インタビュー「3匹の愛犬と始まった、ローソファのある暮らし。」

犬との暮らし×ローソファ 納品事例集

お客様から頂いたコメントと写真を紹介している「ローソファの暮らし」から、愛犬とのフロアライフを満喫している方をセレクト!

まんべんなく、ざっくり、「愛犬との暮らしにローソファを入れるとどうなるか」を知りたい方におすすめのコンテンツです。

犬との暮らし×ローソファ 納品事例・6選

犬との暮らし×ローソファ 納品事例・7選 ’24

もっといっぱい、納品事例を片っ端から見たい方はこちらから↓

「ローソファのある暮らし」

ローソファが気になってきたら…

資料請求やオンライン上でもうちょっと調べる。

HAREMでは全15種類のローソファを取り扱っています。
数だけ見るとめっちゃ多い訳ではございませんが、ローソファだけでこんなに数があるのは結構珍しかったり。

カタログチラ見せ

商品比較に向いているのは、全商品の簡単な情報と価格表を掲載したカタログ。比較しやすいように簡潔に、淡白にまとめています。

カタログ請求はこちらから

一つの商品の情報を掘り下げたいならオンラインショップがおすすめ!各商品ページにて、その魅力、どんなライフスタイルに向いているか、注意事項なども掲載しています。

まずはローソファ一覧から

とりあえずInstagramをフォローしておく。

ありし日のアカウントページ

Instagramでは定期的にローソファに関する情報を発信しています。そして、定期的にワンワン祭になります。

フォローしておくだけでローソファの知識が深まるので、「ローソファ、ちょっと気になるけどまだそこまでじゃない」方はとりあえずフォローしてみてください!筆者と仲間が必死こいてネタを考えています。

Instagram HAREMアカウント

ショールームでソファを試してみる。

座面が好きな硬さ/柔らかさかどうか、造りはしっかりしているか、写真では伝わりきらないソファの印象など、ソファのリアルはショールームに詰まっています。

ショールームスタッフにその場で質問・相談できるので、ソファ探しが一気に進むはず!ネットで調べすぎて眼精疲労になる前に、ぜひご来店くださいませ。

ショールーム 詳細

他のコラムも読んで、HAREM MAGAZINEを回遊する。

広く浅く軽く知りたい方はInstagramのフォロー、しっかり深く知りたい方は「HAREM MAGAZINE」がおすすめ。これこれ、このコラムが載ってるWEBメディアのことです。

右上の三本線タップでメニューをひらけば、検索機能やカテゴリで欲しい情報にすぐ辿り着けます。あれこれ触ってみてくださいね!

犬と人の、心と体の健康のために、ローソファができること。

私自身、それはそれは可愛いビーグル犬を飼っていました。
ソファに乗る習慣がなかったのでここに書いたような足腰のケガを患うことはありませんでしたが、犬の健やかさを願う気持ちはよく知っています。
ここまで読んでくださっている方と、同じ気持ちを知っていると思います。

これは父の話なんですが(犬の話は!?)、腰の骨折をしたことで何をするにも痛がり、運動量も減り、全体的に元気がなくなって家族みんなで心配したことがありました。今は元気です。良かった。

体を支える足腰を痛めると元気がなくなるのは、犬も人も同じ。
でも足腰が元気なら気持ちよく運動ができ、筋力も付き、もっと元気に暮らせます。
そのためにはまず、ケガをしないことが大事。

「ローソファ」は必要に迫られない限りなかなか浮上しない選択肢かもしれませんが、本音を言えばケガする前に来て欲しい。治療費もばかになりませんしね…これも本音。

そんな父と、父の相棒の愛犬のことを思いながら、自分の仕事(ローソファ)を通じて多くの「犬と人の暮らし」に幸せを添えられることを、とても嬉しく思います。犬のいる幸せを知っているからこそ、広めたい気持ちもひとしおです。がんばるぞ!

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