犬、猫、子供との暮らしに！ソファの張り地「ラムース」のこと。
ちょっと分かりやすく言い換えると、“汚れや引っかきに強くて、水洗いできてお手入れ簡単で、触り心地がなめらかな生地” です！
ラムースはカーインテリアやアパレルなど様々な製品に使用されていますが、毎日長い時間を過ごすソファとの相性はすこぶる良く、当店・ローソファ専門店HAREMでもソファやクッションの張り地に選ばれる方がたくさんいらっしゃいます。
でもまあ生地ランク（＝価格）はお高め。そのデメリットを補って余りあるラムースの魅力について、ソファの張り地視点で徹底解剖します！もくじも長くなりました。
引っかきに強く、耐久性に優れた生地。
緻密で、ペットの爪や抜け毛が入り込みにくい。
ラムースの表裏層は、シルクの約1/10の細さの超極細繊維が三次元に絡まって出来ているため、生地の織り目のような凹凸もペットの鋭い爪が入り込む隙間も無く、ひっかきに強く耐久性にとても優れています。
愛猫と暮らすお客様からは「爪が引っ掛からなくて楽しくないのか、猫がしばらくしてソファでの爪研ぎをやめた」との声も多数。猫ちゃんには少し申し訳ないですがソファとしては安心！
爪だけでなくペットの抜け毛も入り込みにくいので、エチケットブラシやコロコロ（粘着クリーナー）で抜け毛を簡単に除去できます。
耐久性はスナッグ試験で実証済み
『スナッグ試験』とは…
JIS規格の規定の試験（JIS L 1058 A法）による繊維の特性評価試験のひとつ。 繊維や糸が生地表面から飛び出す現象（スナッグ）が起こる度合いを調べる試験です。
スナッグ試験の結果、ラムースは引っかきに強いことを示す最高の５級でした。
① ジャガード糸 …
ほつれました。張り地がだめになるだけではなく、ほつれた系がペットの爪に引っかかる危険があります。
② ソフトレザー …
ぽつぽつと小さな穴が空きました。何度も引っかくうちにソファが穴だらけになったり、穴が広がる恐れがあります。
③ ラムース …
見た目は変わらず、キズやほつれはありませんでした。大型犬やペットの爪のお手入れの状態によっては、傷跡が残る場合がございます。
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肌にも環境にもやさしい。
３歳までの乳幼児にも安心の素材
ラムースの質感はスエードに近く、少し起毛があってとてもなめらかな触り心地です。
繊維製品の安全性を示す認証「エコテックススタンダード100」では、最も厳しい基準「class1（36ヶ月までの乳幼児、幼児期に触れる繊維製品。ベビー衣料、パジャマ、シーツ、ぬいぐるみなど）」を取得しています。
人だけではなく、肌の弱いわんちゃん、猫ちゃんのいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
環境に配慮されたサステナブルな素材・製造工程
ラムースは、一部商品にリサイクルポリエステルを使用する、環境に負荷の少ない水系ポリウレタンを使用するなど、人やペットだけでなく環境にも配慮して作られている素材です。
また、ラムースの工場は「環境に優しい工場」の証明である「ISO 14001（環境マネジメントシステム）」の認証も2002年に取得しています。
SDGsが提唱されるずっと前から、人や環境にやさしい素材・製造工程にこだわって作られてきました。
豊富なカラーバリエーション
ラムースにはたくさんカラー展開があります。
当店・ローソファ専門店HAREMのショールームには店舗限定カラーとして40色のサンプルを用意しておりますが、ありすぎて選ぶのに疲れてしまわないように、オンラインショップでは9色に絞って販売しています。
ラムースは発色が美しいのも大きな特徴です。鮮やかなカラーのソファでお部屋の主役にするもよし、ペットの抜け毛が目立ちにくい霜降り調のメランジ系を選ぶもよし。ご家庭に合うカラーをお選びください！
ショールームが遠方でなかなか行けないけど店舗カラーが気になる方、コーディネートの色合わせで悩み中の方は、お気軽にご相談くださいませ。
汚れに強くて、お手入れも簡単。
緻密だから、液体汚れが奥まで染み込みにくい。
先述の通り、ラムースの表層面はシルクの約1/10の細さの繊維が三次元に絡まってできています。
緻密な表層面には隙間がほとんど無いため、液体汚れをこぼしても中に浸透しにくく、すぐに乾いた布で吸い取れば簡単に除去できます。
時間が経って液体汚れが生地に浸透してしまった場合も、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を含ませた布でトントンと叩くことで、比較的簡単に汚れを落とすことができます。
汚れの落とし方については、同コラムの項目「ラムースのお手入れ方法」をご覧ください。
愛犬や愛猫との暮らしに。
液体汚れに強いラムースは、わんちゃん、猫ちゃん、ペットのいるご家庭におすすめ。
何かされる度に怒ったり落ち込んだりしなくて済むので、心に余裕を持ってペットとゆったりくつろぐことができます。
関連記事「犬と人の暮らしにおすすめ！ローソファの選び方・完全版」
赤ちゃんや小さな子供との暮らしに。
子供が小さいうちは、ソファは何かと汚れがち。と同時に、親にとっては忙しく今こそ休息が必要な時期！
子供が汚すからといってソファを置くのを諦めずに、安らぎのひとときを過ごしてほしいところです。
ラムースのソファであれば、汚れを落としやすいので多少のことでは動じずに済みます。子育て世代のお客様から「ラムースのソファにしてて良かった！」という声もたくさん！
とはいえ時間が経過するほど汚れが落ちにくくなるので、汚れたら早めに対処しましょう。
関連記事「赤ちゃん、子供のいる家庭のローソファの選び方・完全版」
ラムースのお手入れ方法
日頃のお手入れ
普段のお手入れは、衣料用ブラシを軽くかけるだけでOK。
ぬるま湯に浸して軽く絞った布で、定期的に全体を拭くことをおすすめします。
水洗い、ドライクリーニングについて
ラムースは水洗い可、ドライクリーニング可の生地です。
▼ ラムースのソファ（HAREM）取り扱い注意点
・液温40℃を限度とし、中性洗剤で弱水洗い（手洗い）が可能。洗濯機の使用は非推奨です。
・塩素漂白剤による漂白はできません。
・ドライクリーニングは石油系がおすすめ。
・脱水は脱水機にかけず、手でやさしく。
・乾燥は日陰で濡れ干し乾燥がおすすめ。
その他、基本的なソファのお手入れ方法・ご注意点は他の生地のソファと同じです。詳しくはメンテナンスページよりご確認ください。
部分的な汚れの落とし方
ラムースの表面は液体汚れが浸透しにくいので、すぐに乾いた布で吸い取れば簡単に除去できます。
※高所から落としたり、勢いよくかかった液体は、水圧によって生地に浸透する場合がございます。予めご了承くださいませ。
液体汚れが生地に浸透してしまった場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を布に含ませて、汚れた部分を軽く叩くようにして拭き取り、その後湿らせた布で洗剤を十分に拭き取ってください。
取り扱いの注意事項
・タバコやマッチの火を落としたり触れたりすると、表面状態が損なわれたり、穴があきますのでご注意ください。
・油性のマジックインキや特殊な薬品類がつくと落とすことができませんので、ご注意ください。
・直射日光が当たる場所やストーブの近くで高温になるような場所に置くことは避けてください。
ローソファとラムースの相性がいい理由
愛犬、赤ちゃん・子供との暮らしにダブルで安心
ローソファの検討理由で特に多く聞くのが「愛犬が足腰の病気（ヘルニア、パテラ、骨折など）を患ってしまった、またはその防止のため」「赤ちゃんや小さな子供の安全のために」の２つです。
先述にもある通り、ローソファがおすすめな家庭は、そのままラムースがおすすめな家庭でもあります。
家族をケガから守るローソファ。そしてローソファを守るラムース。
ラムースのローソファであれば二重で守ってくれるので、心配事が減り、ソファの上がより一層リラックスできる場所になります。
お客様から頂いたお写真と感想
そんなこんなで、何かと嬉しいこと尽くめの生地「ラムース」。デメリットはやはり生地ランク（＝価格※）がお高めなところですが、ソファに関する悩みや不安を解消してくれるので多くの方から熱い支持を受け続けています。
※HAREMでは生地ランクによりソファの価格が変わります。
最後に、当店・ローソファ専門店HAREMにて、ラムースのローソファをご購入いただいた方のカスタマーレビューを少し紹介いたします。きっと一番の参考になるはず！
◆ アルバソファ
「子供もわんちゃんも喜んでます。自分達の理想のソファに出会えてよかったと思います。（神奈川県 I様）」
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◆ つみきソファ
「ラムースは猫の爪とぎの標的にならず、子供の飲みこぼしもすぐに拭き取れば染みになりません。満足いく買い物でした。（神奈川県 K様）」
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◆ ピカソソファ
「ワンコ2匹が家族にいるので、ダウンフロアにあうワンコに優しいローソファと出会えました。（東京都 O様）」
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ラムースの生地サンプルも無料でお取り寄せいただけます。ぜひ実物を手にとって、色味や触り心地をご確認くださいませ。
ローソファに関するご相談も承っているので、どうぞお気軽に！
